SPEEDの上原多香子(39)が7月13日、都内で舞台「GOHCAGO~御加護~」に出演。4年ぶりに芸能活動を再開した。
「“罪人”役の上原は『お酒を飲むと男性と距離が近くなる』などの罪を告白。お笑い芸人・ヒロシのネタをコピーし、『タカコです。すでにここに立っていることを後悔してます』と自虐ネタを披露するも、変わらぬロングヘアーと美貌で舞台映えしていた。参院選で当選直後の今井絵理子から花束を渡され、嬉し涙を流してましたね」(芸能記者)
沖縄出身の上原は小学生の時に安室奈美恵らを輩出した沖縄アクターズスクール入り。1996年、中2でSPEEDのメンバーに選ばれ「Body & Soul」でメジャーデビューを果たす。
「“ポスト安室”と言われた今井と歌唱力抜群の島袋寛子がメインボーカル。ダンスに定評がある最年長の新垣仁絵をリーダーに据え、上原は完成したビジュアルが買われた」(音楽関係者)
「STEADY」など大ヒットを連発したSPEEDだが、約3年半で一度解散。上原はソロ活動にシフトする。
「99年の初シングル『my first love』は約50万枚のヒット。同年の映画『ドリームメーカー』ではヒロインに抜擢され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。03年には朝ドラ『てるてる家族』で石原さとみの姉役を演じるなど女優としての地位を確立し、資生堂のCMモデルも8期連続で務めた」(演劇記者)
私生活で騒動に…上原の復帰が難しい理由
私生活ではDA PUMPのISSAや赤西仁、山本耕史などとの熱愛が報じられた後、12年にヒップホップグループ「ET-KING」のTENNと結婚。しかし14年9月に夫が突然、自殺する。
「当初は上原に同情が集まったが、3年後にTENNの弟が、上原と俳優・阿部力のW不倫に悩んでいたという内容の兄の遺書を女性誌で公表。『自殺に心当たりはない』と語っていた上原は激しいバッシングにさらされた」(芸能デスク)
上原は無期限の芸能活動休止を発表。その後、演出家のコウカズヤ(45)と18年に再婚し、第一子が誕生。昨年には第二子も生まれ、今や二児の母となった。
「SPEEDでの功績で、以前は事務所から月200万円ほどの収入を保証されていた。しかし騒動以降は歩合制となり、今はほぼ無給。造園デザイナーに弟子入りした時期もあったが、それも立ち消えに。今回の舞台の自虐ネタは観客に加えて、マスコミの反応を見る意味もあったようです」(同前)
舞台後のインスタグラムで「この先は何も決まってません」と明かした上原。“スピード復帰”への道のりはまだ長い。
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