1/10(火) 11:31配信
7月クールで阿部寛との主演ドラマが
俳優の堺雅人(49)が、20年以上所属していた大手芸能事務所「田辺エージェンシー」を昨年末に退社、独立した。ところが、田辺エージェンシー側からは何のアナウンスもないことで、さまざまな臆測を呼んでいる状況だ。そんな中、「週刊新潮」の取材に、同事務所の社長であり、“芸能界のドン”と呼ばれる田邊昭知氏(84)が舞台裏を語った。
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まだ正式には発表されていないものの、今年7月クールのTBS「日曜劇場」で、堺と阿部寛(58)が主演を務めるドラマが放送されると業界では早くも話題になっている。
「2013年に大ヒットした『半沢直樹』のプロデューサーが手掛けるといわれ、さらに、福沢諭吉の玄孫で、『半沢』の監督だった福澤克雄さんも制作陣に加わります。仮タイトルは『VIVANT』。TBS内での期待値も非常に高いです」(キー局幹部)
その堺は先頃、所属する田辺エージェンシーを退社し、独立したことが明らかになった。堺は04年、30歳の時に三谷幸喜脚本の「新選組!」(NHK)で知名度を高め、「半沢直樹」で大ブレークした苦労人だ。
「もう一緒に仕事なんてできないよ」
長年にわたる事務所のサポートがあったことは言うまでもないが、
「“独立して会社をやりたい”と彼が言うので、どうぞ、と。それだけです」
と語るのは、田辺エージェンシーの田邊社長。言わずと知れた芸能界の“ドン”である。
「それを言ってきたのは、昨年の6月とか7月ではないですかね」
半年前の出来事と明かすも、独立の理由を聞くと、語気を強めてこう続ける。
「理由はわかんないよ。マネジメントを自分でやりたいと言うのだから、そういう人を引き留めてもうまくいくわけないじゃない。もう一緒に仕事なんてできないよ。自分でやりたいって言うのにさ、“君じゃダメ、僕じゃなきゃ”って誰が言えるんですか。(日曜劇場は)TBSと堺君で直接やってくれとなっていて、うちは関わっていません」
堺の父に聞くと…
どこか突き放した口ぶりに、独立劇の“裏”がうかがえる。
実は、堺は13年前に自身を役員、実父を代表取締役とする会社を設立している。会社登記の目的欄には「演技者のマネージメント」など、芸能活動に関わる項目がズラリ。その父親を訪ねると、
「(独立は)本人から話がありましたけど、全然わかりません。私は名前だけ(の社長)ですから……」
1月11日発売の「週刊新潮」では、4月の大改編で終了する番組、大物タレントたちのギャラ事情、さらには連続ドラマに主演で復帰する意外な女優の名前など、舞台裏を詳報する。
「週刊新潮」2023年1月19日号 掲載
新潮社
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ce7c536677ea911897e097c3b439a1acd1c2697
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