「まるでゾンビ」「薬をやっているのか倒れない」…ウクライナ兵が明かした「ロシア囚人兵」絶望の戦場
FRIDAY2023年02月08日
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(略)
『CNN』は2月1日、東部バフムトで実際に「ワグネル」の囚人兵と戦ったウクライナ兵たちの話も報じている。内容は生々しい。
「『CNN』によると、囚人兵の装備は貧弱で訓練を受けていない様子だったそうです。戦闘は突撃を繰り返す肉弾戦。
10人単位で30mほど前進すると、塹壕を掘って拠点を作ります。彼らがウクライナ側の砲撃で命を落とせば、新たに10人が投入されるそうです。
少しずつ前進し囚人兵が全滅すると、初めて戦闘経験のある部隊が投入されるとか。
取材に応じたウクライナ兵は、囚人兵を『人間の盾』と表現しています」(全国紙国際部記者)
囚人兵の戦闘姿勢は尋常ではないという。
「ウクライナ兵によると、囚人兵は全身から血を流しながら向かってくるとか。
いくら撃っても、なかなか倒れないのできりがない。戦友の遺体を踏み越え、麻薬をやっているのかガムシャラに突撃してくるそうです。
まるでゾンビ映画のようだったと……。
ウクライナ兵の多くは、常識では考えられないような囚人兵の行動に『恐怖を覚えた』と語っています。
10時間も機関銃を撃ち続けたため、銃身が熱くなり交換しなければ戦えなかったとか。
弾丸も手榴弾も使い果たし、味方の一人は正気を失いかけてしまったそうです」(同前)
米国当局は、ロシアは「ワグネル」の兵士を「消耗品」として扱い、ウクライナ軍の弾薬を枯渇させるのが狙いだと分析している。
「ワグネル」の無謀な戦闘により、ロシア軍の死傷者は20万人に近づいているという。
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