まさかの惨敗に、韓国も過敏になっているようだ。
3月10日に東京ドームで行なわれた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールB第2戦で、韓国代表は日本代表と対戦。4対13の大敗を喫し、前日のオーストラリア戦に続き連敗となった。
3回表に日本の先発ダルビッシュ有から3点を奪ったところまでは良かったが、その裏に吉田正尚の2点タイムリーヒットを浴びるなど4点を奪われて逆転を許すと、投手陣が崩壊。5回に2点、6回に5点、7回に2点を追加され、なす術なく敗れた。
そんななか、韓国メディア『スポーツ韓国』は、侍ジャパンを率いる栗山英樹監督が試合後に発したコメントに反応。「からかっているのか…日本の監督『韓国は強く、運が良く勝った』」と見出しを打った記事を掲載し、「韓国は日本に大敗した。敵将が意図せず韓国をもう一度傷つけた」と報じている。
「韓国代表は日本との試合で4対13で完敗した。あと1点でコールドゲームに遭うほどの惨事だった。9日のオーストラリア戦に7対8で敗れた韓国は、“ライバル”日本に9点差負けという大失態を犯し、2日連続で“東京ドームの惨事”を経験した。8強進出は事実上困難になった」
記事は、試合後の記者会見で栗山監督が発した「韓国が強いチームであることは分かっていたので必死だった。運良く勝った。失点後にすぐ逆転できて幸いだった」というコメントを紹介。次のように続けている。
「嘲笑の意図はなかっただろうが、恥ずべきスコアで負けた韓国を強いチームだと言って、日本の監督はもう一度致命的な打撃を与えたのだ」
韓国へのリスペクトを込めた発言だったにもかかわらず、傷口に塩を塗られたと感じたようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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