きょう午前、千葉県市川市の江戸川で、心肺停止の状態で見つかった男の子の身元が、花見中に行方不明となっていた幼稚園児の吉田朔ちゃん(3)と判明した。また朔ちゃんの死亡も確認された。千葉県警がさきほど発表した。朔ちゃんは誤って川に転落し、溺れたものとみられている。
きのう午後4時半ごろ、市川市の江戸川沿いにある「さくら堤公園」で、朔ちゃんの母親から「目を離したすきに息子がいなくなった」との通報があった。きのうは、母親と友人、子どもたちの合わせて9人で、昼ごろから花見をしていたという。
午後3時半ごろになり、片づけを始めた後、朔ちゃんがいなくなっていることに気づいたとのこと。当時、朔ちゃんは、他の子どもたちと一緒に、走り回ったり、土手を越えて河川敷で遊んだり、たこあげなどをしていたという。
千葉県警と市川市消防局などは、夜通しで捜索を続けるとともに、朔ちゃんの顔写真を公開して、情報提供を呼び掛けていた。けさから、120人態勢で本格的な捜索がされたが、午前9時ごろ、東京消防庁の救助隊員が、市川市の対岸に当たる江戸川区の川岸で、朔ちゃんが浮いているのを発見。
心臓マッサージが行われたが、すでに心肺停止の状態だった。朔ちゃんが見つかったのは、花見をしていた公園から、およそ700メートル下流に当たるという。
フジテレビ社会部
https://news.yahoo.co.jp/articles/93f7201c569a365b2ef88b3ea1cc2c42349deb08
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