木村隆二容疑者(24)の自宅は、兵庫県川西市けやき坂の一軒家が立ち並ぶ閑静な住宅街にある。近所の住民らによると、木村容疑者は両親やきょうだいとともに、2008年頃に近くの集合住宅から2階建ての住宅に引っ越してきた。
近くに住む女性(65)は1か月ほど前、木村容疑者が母親と一緒に庭の草むしりをしているのを見かけた。「親孝行だと思った。おとなしい印象だが、すれ違ったらあいさつをしてくれて、事件を起こすような人には見えなかった」と驚いていた。
木村容疑者は小学校の卒業文集で、将来の夢を「パティシエか発明家」とつづっていた。「食べた人が秘密にしておきたくなるお菓子をいっぱい作りたい」と自身が考えたチョコレート菓子のアイデアを紹介。また、高齢者のために料理や洗濯をするロボットなど、「役に立つ機械を作りたいです」とも書いていた。
小中学校で同学年だった女性は「小学生の頃は明るくてリーダーシップがあったけど、中学生になって急に無口になり、誰とも話さなくなった」と話した。
川西市の自民党関係者によると、木村容疑者は昨年9月24日、自民党系の当時の川西市議が開いた市政報告会に参加していた。報告会には有権者約70人が出席。終了後、木村容疑者は市議に「川西市議の報酬は、良いですか」などと議員活動について熱心に質問していたという。
関係者は「20歳代の若者の参加は珍しく、政治に強い関心がある様子だった」と話した。
読売新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d254210a32af7010856c64d4800ace055910729
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