リンゼイ・アン・ホーカーさんを殺害し、2年7ヶ月に及ぶ逃亡劇を繰り広げた市橋達也受刑者(45)。彼が逮捕されてから、2024年11月10日で15年を迎える。世間を騒がせた「服役囚・市橋」は今、塀の中でどんな暮らしをしているのか。その様子についての貴重な証言が、同じ刑務所で服役していた元受刑者の口から明かされた。市橋受刑者の“贖いの日々”とは――その知られざる“日常”に迫った。
今年4月12日。満開の桜が散り始めたとはいえ、信州地方はまだ花冷えがしていた。この日、長野県須坂市にある長野刑務所から一人の男性が仮釈放された。山内博さん(仮名)、44歳。およそ1年半ぶりに娑婆の空気に触れ笑顔を見せた。短髪に半袖のTシャツ姿。やや疲れたような表情を見せたものの、比較的元気そうな姿だった。コンビニでコーヒーと煙草を購入、千曲川沿いで久しぶりに一服ついた。
山内さんは2019年5月、まったく身に覚えのない罪でいきなり逮捕、起訴された。取調べでも公判でも一貫して否認。公判記録を精査しても、濡れ衣であることは明白だった。一審は無罪判決。ホッとしたのも束の間、二審で逆転の懲役2年の有罪、しかも初犯にも関わらず実刑だった。最高裁では棄却され刑が確定してしまった。
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