怒りを込めて川崎臨港署の対応を批判する飛松氏は、4月から彩咲陽さんの父親らとともに捜査を働きかけてきた。
「昨年12月20日に彼女が行方不明になった後、家族は探偵に依頼して白井の動向を調べたり、直接白井に会ったりするなど、あらゆる手を尽くしてきました。『それでも警察が動いてくれない』と、彩咲陽さんのおばあちゃんがある記者に相談し、そこから私に話が来たんです。
交際時から彩咲陽さんに暴力をふるい、別れた後も連日付きまとい行為をしていた白井容疑者は、彩咲陽さんの失踪と同時に現れなくなっていた。署は家族から聞いてこの状況を理解しながら、ストーカー犯罪を疑うことを避けるような動きを見せてきたからだ。
彩咲陽さんが祖母宅から姿を消した2日後の12月22日に、一階の窓ガラスがバーナーで焼き切られたように割られ、何者かに侵入された形跡があるのを家族が見つけ、捜索願(行方不明者届)を出している。しかし現場に来た川崎臨港署の女性刑事は「事件性はありませんね」と言い、証拠の採取もしなかったという。
だが飛松氏は、それ以上に不可解な言動が警察官にあったと証言した。
「捜査を求める家族に対して警察官は、理由も言わずに事件性がないと言い続け、『もし事件だったら自分は警察を辞める』というタンカまで切ったといいます。さらに、ガラスは内側から割ったもので、捜査をさせるために“偽装工作”をしたのだろうという趣旨のことを、家族に向かって言ったというのです。
この言葉は他の場所でも聞きました。あるキー局の記者によると、署の幹部は捜査をしないのかと聞かれて『家族が(ガラスを)割ったんや。偽装工作しとる。あんたら(マスコミ)が扱うような事件じゃない』と答えたというのです。
それだけではありません。家族は彩咲陽さんの手掛かりを少しでも得ようと情報提供を呼び掛けるビラを配ることも考えましたが、署は『出すな』と制止し、その理由も説明していません」(抜粋)
https://news.livedoor.com/article/detail/28687313/?__from=ln_am
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