銀行側が噂を否定すればするほど、隠蔽に見えてしまうのが詰んでる。
この最初の女子高生まで突き止めた警察の執念が凄い。
捜査に関わった当人達にそのつもりはなかったろうけれど、デマがどのように発生し拡散するかの事例がこのように綺麗な形で残っている事は情報の自家中毒を起こしている現代社会にとってこそ大変貴重で意義深い事だと思う。
同信金小坂井支店に客を運んだタクシー運転手の証言によると、昼頃に乗せた客は「同信金が危ないらしい」、14時30分の客は「危ない」、16時30分頃の客は「潰れる」、夜の客は「明日はもうあそこのシャッターは上がるまい」と時間が経つにつれて噂は誇張されていく。
ここすき
◯◯なのかな？→◯◯らしい→◯◯であるって感じで徐々に断定になるの怖すぎる。
取り付け騒ぎが他のデマと違うのは、たとえ最初は根拠のない風説でも、みんなが預金を引き出すと本当に金融機関の経営が危うくなる点なんだよな
今の時代もここまで大きくないけど、似たこと起きてますよね…
大地震の〜とか、トイレットペーパーが〜とか
現代になって情報元を比較的簡単に辿れるようになってすら、踊らされまくる人多数だからなぁ
今はネットに置き換わっただけ
これが、歴史に感情を用いてはならない理由……の1つ。多分。
この時は上手く解明できただけで実はどの噂もこんな感じなのかも
SNSがなくても人は情報に踊らされるのな…
なお豊川信金の年史には、この騒動のことを載せていない
アマチュア無線愛好家が、無線を用いて噂を広範囲に広める
こいつがやばい
不確定な情報を処理する場合、「大丈夫」と判断するには根拠が必要だけど、「危ないかもしれない」については根拠が要らないから。悪い情報のみが加速するんだろうな
これのウィキペディアほんとにおもろい
アマチュア無線機マニアすき
ところでこれの写真が残ってるのってすごいよね
アングル的に中の人が「アホどもがパニックに陥っている！これは歴史に残るかも！」と思ってシャッターを切ったのだろうか。それとも噂を聞きつけた新聞記者が写真を撮ったのだろうか。
デマの発生源から経過まで記録が残っている珍しい例。
スマホやネットが無いどころか、固定電話すら無い家がまだあったような時代、正しい情報を一般人が仕入れるのは難しかったことだろう。
今はSNSから誰でも簡単に巧妙なデマを流せる時代だから本当に気をつけないと
達磨宰相のやり方が１番安心感を与えるw
結局女子高生Ａは豊川信用金庫に就職できたのだろうか？
スタバでリモート会議してるふりして適当なこと言ったら意識高い系が広めてくれそうだな
ツイッターでよく見る光景だね
見事なまでのバタフライ効果
これ見てバカだと思うだろうけど
今もSNSで似たような事を見ないかなって考えて欲しい
思い当たる事があったらコメントくれ
たぶん当たってる
オイルショックもだけど昔の人々は噂に弱かったんだなあって思ってしまう
バタフライ効果って言えそう
就職が決まってた女子高生はどうなったんだろう
自分だったら怖くて内定辞退するかもしれん
札束山積みとか脳筋すぎて好き
今のSNSでも同じことが大規模に起きてるからなぁ。
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