「一生刑務所に」
捜査関係者によると、藤井容疑者は「手軽に多くのカネが入る」と、定職にはつかずパパ活で生計を立てていた。だがそれは、かつて交際し、今も好意を寄せている優介容疑者に貢ぐためでもあったとされる。
優介容疑者は、こうした藤井容疑者の気持ちを利用したのか、好意があるよう装い、優しく接しながら藤井容疑者のパパ活相手を探すこともあったという。「藤井容疑者は優介容疑者の気を引こうと、パパ活にいそしんでいたようだ」(捜査関係者)。貢いだ多額のカネは、翔太容疑者にも渡っていた。
一方で藤井容疑者自身も以前から問題行動を繰り返していた。関係者によると、地元の広島では周囲から「怒ると手が付けられない」として認識されていたという。コンビニエンスストアや飲食店の従業員として働いていた際には、「客の財布からカネを抜き取るなどの行為が絶えなかった」(関係者)。
「(素行が悪すぎて)もう面倒を見きれない。一生刑務所に入れてください」。逮捕後、藤井容疑者の親族は捜査員にこうこぼしたという。
捜査本部は藤井容疑者が男性を殺害後、財布からカネを抜き取って逃走したとみて詳しく調べている。(松崎翼、王美慧)
https://www.sankei.com/article/20220129-E6URR3IWLROP7GHH7K6LK5ECO4/1/
https://www.sankei.com/article/20220129-E6URR3IWLROP7GHH7K6LK5ECO4/2/
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