「推し」ホストに金も体も捧げる客待ち女性たち カオス化する東京・歌舞伎町の今
(中略)
「昔はフー〇ク店で稼げなくなった年齢層が高めの女性が多かった」。警察関係者はこう明かす。
地元関係者によると、変化のきっかけは新型コロナウイルス禍。生活苦の若い女性が目立つようになり、コロナ禍が明けると、ホストクラブのつけ払い(売掛金)の返済目的が増えたという。
この関係者は「夜の街も営業を本格化したからだろう」と推察。実際、警視庁が9月に売春防止法違反容疑で摘発した35人のうち、約4割はホストクラブの売掛金返済などが動機だった。
春頃に公園前に列をなしていた立ちんぼたちは現在、公園東側のホテル街や新大久保駅側に散り散りに立つようになった。警察の取り締まり強化に加え、「公園が有名になりすぎ、やりづらくなったのだろう」と地元関係者は話す。
変化はほかにもある。ホテル前で露出の多い服装に身を包んだ外国人風の「女性」たちだ。客待ちではなく自分から声をかける特徴がある。
「あれは実は男性。コロナ禍明けから急激に増えた」(地元関係者)。これまで中南米や東アジアの女性が主流だった外国人の立ちんぼは、コロナ禍が明け、東南アジアの男性になってきているという。
「カオス化」が進む歌舞伎町。長年にわたり、地域を見続けてきた関係者はこう吐き捨てる。
「ここでは、時代が変わっても新しい闇が次々と生まれるんだ」
https://www.sankei.com/article/20231117-VGJFJX4ER5K3LDB3ZC7FSYRHAQ/
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