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中学を卒業しても月経がなくて産婦人科に行った女性の衝撃の結果

時事
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1: ひえたコッペパン 2021/02/13(土) 10:29:37.32 ID:yV3cd7Sm9

 生まれつき子宮や膣(ちつ)がない「ロキタンスキー症候群」。約4500人に1人の割合で発症するとされるが、一般にはほとんど知られていない。病気に加え、周囲や社会の無理解に苦しむ患者たちにとって、子宮移植という新たな技術は大きな希望だ。だが一方で本人はもちろん提供者(ドナー)に掛かる負担も大きい。子宮移植の是非を巡る議論の行方を見守りながら、患者たちの心は揺れる。

福岡県に住むミキさん(30)は中学を卒業しても月経がなく、近くの産婦人科医を受診。さまざまな検査を受けたが原因は不明で、ホルモン治療なども効果はなかった。ロキタンスキー症候群の診断を受けたのは大学1年のころ。「子宮が確認できません。子どもは産めないでしょう」。ぼうぜんとして、医師の言葉は人ごとのように聞こえた。

卵巣は正常に機能する。女性ホルモンの分泌や排卵もある。見た目は至って健康。日常生活に支障はない。でも子宮はない。「自分が生きる意味はあるんだろうか」。思い詰め、現実が恐ろしくて、病気から目を背けるようになった。

2年前、初めてできた恋人に打ち明けた。「医学は日々進歩している。治療法があるかもしれない。病気と向き合ってみたら」。彼の言葉に背中を押され、患者でつくる「ロキタンスキーの会」にたどりついた。

養子縁組や代理出産で子どもを持った患者がいることを知った。子宮移植についても学んだ。「いろんな選択肢があるんだと知り、前向きに生きるきっかけになった」

パートナーの子どもを自分で産みたい。そのためには誰かから子宮をもらわなければならない。ドナー候補となる母はもうすぐ60歳。「娘を子宮のない体に産んでしまった」と自責する母をさらに手術で苦しめたくない。高額な費用もとてもまかなえそうにない。それでも思う。「子宮移植は大きな希望です」

九州の別の県に住むユカさん(25)は20歳のときにロキタンスキー症候群と診断された。「結婚は?」「子どもはほしくないの?」。悪気のない周囲の言葉に、毎回胸をえぐられるような思いがする。

「好きな人の子どもが産めない。そう思うと、結婚どころか誰かを好きになることすら怖くて踏み出せない」。友人の結婚や妊娠の知らせはうれしい。一方で自分には無理だという暗い気持ちが広がる。どんどん自分が嫌いになっていく。

誰にも相談できずに苦しんでいたとき、患者の会に出合った。「自分だけじゃないんだ」。救われる思いだった。

子宮移植という新しい道が切り開かれるかもしれない。ユカさん自身は今、自分やドナーの体に傷を付けてまで子どもを産みたいとは思わない。ただ、望む人ができるようになったらいいな、と願っている。

「この病気のことをみんなに知ってほしい。結婚や出産が当たり前じゃなく、いろんな生き方が尊重される社会になってほしい」

(文中仮名)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/688464/

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