テレビで見ない日がないと言ってもいいほど活躍が目覚ましい“ロバート秋山”こと秋山竜次(45)。だがその通称から“ロバート”が外れることになるかもしれない……。
ロバートが結成されたのは’98年。メンバーは秋山のほかに、秋山と幼稚園から高校までおなじ学校に通っていた馬場裕之(44)とNSCの同期である山本博(44)の3人。’01年に放送が始まった『はねるのトびら You knock on a jumping door!』(フジテレビ系)、通称『はねトび』のレギュラーに抜擢されてブレイクすると、’08年に『キングオブコント』で3位入賞し、’11年には優勝を果たした。
今年で結成25年を迎えるロバートだが、何やらきな臭い噂が出てきている。
「昨年夏頃のYouTubeを最後に3人の共演は一切されていません。テレビの出演も昨年8月28日に放送された情報番組『タイチサン!』(東海テレビ)が最後じゃないでしょうか。ファンのSNSでも『ロバート解散だろうね』というコメントが多く観られるほどで諦めムードのようです」(スポーツ紙記者)
ファンも公認と言っていいほど、事実上の解散状態だという。ただ、この解散の噂が出るのは今回が初めてではない。どうしてそんな噂が出てくるのかというと、3人がそれぞれお笑いとは異なる道を進み始めているからだ。
料理に情熱を注ぐ馬場は’22年、沖縄県宮古島に飲食店『宮古冷麺』をオープンし、自身のYouTubeチャンネルの登録者数も100万人超えで、コントをやらなくても十分稼げています。
山本は、馬場以上に多才で、番組の企画ではあったが’08年にプロボクサーのライセンスを取得すると、’14年には実際に試合に出場しKO勝ちを収めている。’15年にはトレーナーライセンスも取得した。そればかりではない。絵本作家として絵本も出版しているし、ゲーム実況のYouTuberとしてもその名を知られている。
「昨年の春頃、馬場さんが秋山さんに『もう面白いことはできないから解散してほしい』と訴えたそうです。それに対して秋山さんは『山本と二人だけのロバートは考えられないから、もう1度考え直してくれ』と馬場さんにお願いしたそうですが馬場さんの意志は固いようです。
ただ’11年に『キングオブコント』の優勝でトリオとしての目標が達成されたことで、『ロバートとしての先が見えない』ということは秋山さんはよく口にしていましたから、3人でやるモチベーションは秋山さん自身もあまりないと思います」(芸人仲間)
山本はもはやお笑いに興味がないようなのだが、どちらでも構わない様子だという。吉本興業関係者に話を聞くと、
「解散の話はネタだと思っていたのですが、最近は現実味を帯びてきているようです。ただ情報はまだ共用されていないようで、実際にどんな話になっているかわかりません。吉本の場合、コンビでもグループでも、個人で仕事した場合はその個人の稼働に応じてギャラが支払われるので、グループで活動して入ってきたギャラを人数で分けるより個人で仕事がたくさんあった方がいいわけですよ。
ロバートの場合、3人一緒の仕事がほとんどない状態ですから、グループでいる必要もないでしょうね。それにコントに情熱があるのは秋山さんだけで、ほかの二人は関心がなくなってきているのは周りもわかっています」
前出の芸人仲間の話では、秋山と馬場とマネージャーの間で何度か話し合いがもたれたが、
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