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2022/09/11
ryuchell(りゅうちぇる)さんとpeco(ぺこ)さんが8月25日、夫婦関係を解消し、今後は「人生のパートナーとして暮らしていく」ことをそれぞれのインスタグラムで発表した。
二人は2016年に結婚し、いまは4歳になる息子がいる。夫婦関係を解消した背景として、りゅうちぇるさんは「8年前にてこ(ぺこ)と出逢い、女性を好きになることは、初めての事でした」とする一方で、「“夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていた」「“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまった」などと告白した
中略
――公表では「“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまった」とありました。これはいつ頃から?
りゅう 21年になってからです。徐々に徐々に自分が変化していったんです。自分では溝ができていることがわかっていたんですが、それを必死で隠しているつもりだし、それがうまくできていると思っていました。でも、隠せていなかった。てこ(ぺこ)から「いつもと違う」「おかしい」とすごく言われて。苦しくて……。
――具体的にはどういったことがあった?
ぺこ 本当に文字にすると刺激が強すぎる出来事があって……もちろん手を出すようなことはなかったですが。
りゅう 車が運転できなくなるとか……。
ぺこ そう。プチパニックになるとか。今までのりゅうちぇるとは違うりゅうちぇるが出てきた、みたいな状況でした。これまでのりゅうちぇるとは本当に違うりゅうちぇるでした。
りゅう だから、変わっていく僕に対して、てこも不審というか、不安に思っていたし、僕もそれがわかっているからいっそう辛かったですね。てこのインスタの文書でも「正直、墓場まで持っていってほしかった」という言葉がありました。僕も墓場まで持っていくつもりだったし、絶対に言いたくなかったけど、「このままじゃ壊れる」と思いました。言わないほうが、本当に自分が終わってしまうと思うようになっていました。昨年末で限界だと思って、それで今年の初めに、てこに本当の自分の気持ちを伝えました。
ぺこ りゅうちぇるが話してくれたとき、シンプルに、「いま勇気をもって話してくれてありがとう」「生きててくれてありがとう」と思いました。「えっ、いままで8年間うそをついていたの?」とか、「だましていたの?」とか、そういうことは全く思いませんでした。「このままじゃ壊れる」というか、本当に壊れかけていたので、そこまで行く前に話してくれてよかったです。
ぺこ 本当に墓場まで持っていこうとして、一人で抱え続けて行ったと想像すると、ゾッとするし、勇気を出して伝えてくれてありがとう、と本気で思いました。
りゅう 打ち明けると、すべて終わってしまうと感じていました。だから、すごい怖かったです。今まで言わずにやってきたのも、絶対に隠していこうとしてきたのも、本当に家族が大切だと思っていたからです。でも、結局はこういう状態になって、家族のために告白しなければいけないと思ったし、それは自分の弱さのために言うことになってしまったというのも辛いことでした。正直、てこと終わると思って話しました。だけど、てこは「今まで辛かったね」と言って、泣きながら抱きしめてくれた。
中略
――「他に好きな人が出来たのではないか」という声もありました
りゅう そういうわけではないです。ただ、そう思われるのも仕方がないなと思います。それくらい新しいことをしているんだと感じました。
ぺこ りゅうちぇるがこれからも一緒にいたいという気持ちであることを信じているし、私もそう思うし、これからもっともっと協力し合って、すてきな家族にしようね、と思っています。
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