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2023/02/12 11:30
現在4歳になる男の子を育てるpeco(ぺこ)さんとryuchell(りゅうちぇる)さん。昨年8月、婚姻関係を解消しましたが、これまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。本連載では、お二人の日々の育児や家庭について交互に語ってもらっています。今回はpecoさんに、婚姻解消後に出てきたご自身への同情の声について話を聞きました。
中略
私に同情してくれたり、応援してくれたり、嬉しいことはたくさんあるんですが、私に優しいお言葉をいただくと同時に、ryuchellを批判している声を聞くと、私は悲しい気持ちになります。
確かに受け止めるべき厳しい声はありますが、全部が全部そうだとは思っていません。家族の人がそういわれるのは、嬉しくありません。
「ryuchellがpecoを縛り付けている」「pecoはまだ若いし、次がある。ryuchellは放してあげて」といったお言葉をいただくことがありますが、これは本当に苦しい言葉です。
私はryuchellにお願いされて、一緒にいるわけではありません。縛り付けられて、「新しい家族の形」になったわけではありません。
ryuchellから男性が好きという告白を受けて、私がそれを受け入れて、いまの家族の形を二人で決めました。
「一人の母親の前に、一人の女性だ」という考えがあります。それは素敵な考えだと思います。だけど、私の中では息子の母親であるということが最優先なんです。私にとっては「一人の女性である前に一人の母親である」ということが大切なんです。私は「まだ若いし、女の子でいたい」という気持ちは、まったくありません。
結婚したことや子どもを持ったことについて「ryuchellがpecoを騙していた」という声もあります。見方によってはそういう見方もあるとは思いますが、私はそうは思っていません。
性の悩みについて告白されたときも「私のこと騙していたの? 最低」とは思わなかった。本当に辛い思いをしてきたんだと受け止めることができた。ryuchellがこれまで見せてこなかったもの、押し殺してきたもの、私が見えなかった部分が、いまやっと出てきたんだと思います。
ryuchellと付き合いたいと思ったのも私だし、結婚したいと思ったのも私。ryuchellと親になりたいと思ったのも私です。私が全部選択してきたことです。新しい家族の形についてもryuchellと一緒に私が選択したものです。
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ryuchellが最近かわいくなってきて、「pecoの心境が心配」といった声もあります。
これからryuchellのかわいさにもっともっと磨きがかかろうとも、息子の親である責任と覚悟さえ持っていてくれれば、それ以上のことは何も望むことはないです。
人間と人間なので、腹が立つこともいっぱいあります。夫婦とか夫婦ではないとか関係なく、そういうことはありますが、普通に楽しい時間もいっぱいあります。
そこに後悔や悲しい気持ちはありません。
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