[2023年3月24日10時22分]
1971年(昭46)のTBS系特撮ドラマ「帰ってきたウルトラマン」の郷秀樹役などで知られる、俳優の団時朗(だん・じろう、本名・村田秀雄=むらた・ひでお)さんが22日午前4時14分、肺がんのため亡くなったことが分かった。74歳だった。24日に所属のアルファエージェンシーが発表した。
同事務所は、万代博実代表取締役名の文書を発表。
「悲しいお知らせです。3月22日早暁4時14分、団時朗(享年74歳)が永眠いたしました。2017年夏に肺癌との診断を受けました。病気になってからも、ユーモアと優しさを失わず、生きるパワーに満ち溢れて仕事に邁進しておりました。残念ながら昨年末より悪化をたどり、力尽きました。葬儀は近親者のみにて執り行います。皆さまには生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、ここに謹んでご報告申し上げます。アルファエージェンシー代表取締役 万代博実」
団さんは1968年(昭43)に資生堂のMG5のCMでセンセーショナルにデビュー。71年に「帰ってきたウルトラマン」(TBS)で主人公・郷秀樹を演じ、人気を博した。84年には片岡孝夫主演の「ハムレット」(木村光一演出日生劇場)でフォーティンブラスを演じて以降、活躍の場を舞台に移した。同年、江守徹、日下武史主演の「Good」、坂東玉三郎公演「長崎十二景」、85年杉村春子主演「浮巣」、森光子主演の芸術座公演、森繁久弥座長公演と立て続けに出演し舞台俳優としての地位を確立した。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202303240000274.html
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