>>5/24(水) 5:16配信
東スポWEB
東京都内のホテルで知人女性に性的暴行をしたとして、警視庁麻布署は23日に強制性交容疑で西武・山川穂高内野手(31)を書類送検した。昨季の打撃2冠王でWBC世界一メンバーでもあるトップ選手の深刻事態とあって、球界には大きな衝撃が広がっている。その一方、親会社の西武ホールディングス(HD)内部には、今後の契約について厳しい声が出ていることも分かった。
山川の書類送検を受けて、西武球団は23日に「書類送検された事実は確認しております。当球団の選手が書類送検されたことは誠に遺憾であります。ファンの皆さまや関係者の皆さまにご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません」とコメント。松井稼頭央監督(47)は、降雨中止となったロッテ戦(ZOZOマリン)の練習前に「その話はもちろん聞いていますが、僕の方からお答えすることはできない」と話すにとどめた。
相手の女性側と示談が成立していれば、ここまでの事態とはならなかったかもしれない。しかし、山川は「(行為は)無理やりではない」と弁解を続けている模様で、誠意ある謝罪を受けていない女性側にしてみれば、送検までに示談のまとめようがなかった。
実際、女性側は性犯罪弁護に実績のある女性弁護士を立て、徹底抗戦の構えを崩していない。求めているのは高額な示談金などではなく、山川に対する厳正な処分だという。
これが一般人であれば逮捕されても仕方のない案件だが、山川が有名人であり、任意の事情聴取、LINEやメールなど証拠の提出などにも応じ、逃亡の恐れもないことから警視庁麻布署は書類送検し、起訴の判断を検察に委ねる「相当処分」としたようだ。しかし、球団や来月に株主総会を控える西武HDはもちろん穏やかでいられるハズがない。
今後、起訴、不起訴にかかわらず、検察の判断が下された段階で「契約解除はやむなし」との声がグループ内にあることが分かった。
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