宮迫博之(53)の周辺がにわかに騒がしくなっている。
6月13日、「週刊女性PRIME」が宮迫のドラマ復帰の可能性について報じたのだ。今年4月に吉本興業の会長だった大崎洋氏(69)が退任したことに触れ、これまでは吉本興業に配慮して、各局メディアの宮迫への映像企画のオファーはタブーだったが「徐々に解禁されるかもしれない」と報じている。しかし、吉本興業関係者は、こう一刀両断した。
「絶対にありえない。大崎氏の宮迫に対する怒りは未だに収まってはいません。会長を退任したとはいえ、テレビ業界への影響力は絶大ですから」(吉本興業関係者)
’19年6月に宮迫をはじめとした13名の芸人が振り込め詐欺グループの忘年会に参加し、報酬を受け取っていたことを『FRIDAY』が報じた”闇営業問題”。これを受けて、宮迫は所属していた吉本興業に虚偽の説明を行い、その後、無断で記者会見を開くなどの行動を取ったことで、大崎会長は宮迫の態度に激怒。結果的に1ヵ月後の同年7月に吉本との契約が解消となっている。騒動から4年経つが、未だテレビに復帰できずにいる。
「大崎さんは会長時代、宮迫の話題を耳にするだけでも嫌悪感を示していました。『FRIDAY』が’21年2月に大崎会長に直撃したときも『戻らんでええと思うで。いちいちYouTubeでネタにすんなって話や』と語気を荒らげたほどです。大崎さんが会長を辞めたからって、その縛りが緩くなるとは考えられません」(前出・関係者)
そして、復帰はできないだろうと考える理由がもう一つあるという。それは、宮迫の健康問題だ。5月28日、宮迫はユーチューバーのヒカル(32)の動画に出演。現在、慢性アルコール依存症に近い状態であることを告白している。ヒカルに飲酒のペースが早すぎることを指摘された宮迫は、
「今ちょっとね、お酒を控えているんですよ」
と話し始め、
「俺今、ファンの人にも注意されているんやけど、手の震えが止まらない。もう字が書けない」
と現在の症状を語った。ヒカルに「じゃあ飲んじゃダメじゃないですか」と注意されると、宮迫は、
「いや、飲んだらとまんねん」
と言いながら爆笑。スタッフから「それ”アル中”ですよ」と指摘される場面があった。これを観た宮迫とは長年の付き合いがあるという男性は、
「宮迫さんの”アル中”の兆候は”闇営業問題”以前からありましたよ。特にその兆候が顕著になったのは、’12年にスキルス性胃がんを患い、復帰後しばらくしてからだと思います」
と語るのだ。
「宮迫さんの酒席は、芸人や知人の社長さんなど、いつも大勢の人を引き連れてワイワイ楽しいお酒ですよ。ただ、宮迫さんは必ず早い段階で泥酔していました。飲み過ぎを指摘すると、不眠症気味で眠れないからついつい朝まで飲んでしまうと仰っていて、『いくら飲んでも酔えない。酔えないから泥酔するまで飲んでしまう。
それでも眠れないからそのまま仕事に行く生活を送っています。いつも気を張っていて半分病んでます』って笑っていました。『酒量は増えるばかりで止められない』とも仰っていました」
知人が宮迫に、いつも気を張っている理由を聞くと、
「俺は自分を面白いと思ったことがないから常に人の目ばかり気にしてお酒に頼ってしまうんです。お酒を飲んで気を抜きたいのに全く抜けない」
と、寂しげに語り、
「俺はどうせガンで死ぬから」
とも語っていたという。
前出の吉本関係者も、当時の宮迫をこう振り返る。
「闇営業問題で表舞台から離れたが、身体的には休むことができてよかったのかもしれない。あのペースで仕事を続けていたら本当に”アル中”で死んでいたかもしれない」
’12年に胃がんをわずらっても酒を断つことができず、’19年の闇営業以前から酒の力を借りていたという宮迫はまず、YouTubeと焼肉店の営業に専念し、しっかり酒を控えてほしいと願うばかりだ。
FRIDAYデジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4cf042dbaed31a6a278523a1eab1074e06f19ec
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