米ディズニー「スプラッシュ・マウンテン」を閉鎖 人種問題で批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/06a6912f82c98d94a887038055fb76ce857cf779
米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドで23日、人気アトラクション「スプラッシュ・マウンテン」が正式に閉鎖された。アトラクションのテーマになった映画が、人種差別を助長しているとの批判が強まり、改装が決まっていた。最後を見届けようと多くの人が詰めかけた様子を、CNNなどが報じた。
「スプラッシュ・マウンテン」は、丸太を模したボートに乗り、急流を滑り落ちるアトラクション。テーマになったのは、米国で1946年に公開された映画「南部の唄」。黒人男性と白人の少年との交流を描いた映画だが、黒人の描き方が偏見につながるとの批判が強まり、テーマの変更を求める署名運動が起きていた。
CNNによると、閉鎖当日の23日は多くのファンが詰めかけ、乗るのを待つ4時間の列ができた。アトラクションに関する様々な物がオークションサイトなどで取引され、「スプラッシュ・マウンテンの水」までも出品されたという。
アトラクションは、アフリカ系(黒人)女性が主人公のアニメ映画「プリンセスと魔法のキス」をテーマに改装し、2024年に再開する予定。米カリフォルニア州のディズニーランドにあるスプラッシュ・マウンテンも、後日閉鎖される見通しだという。
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