新たに7人のウクライナ留学生を受け入れ 福島県いわき市の東日本国際大
https://news.yahoo.co.jp/articles/95b32b06be2863f6bba9c379195e2f2cd955a924
ロシアの侵攻が続くウクライナを支援しようと、福島県いわき市の東日本国際大は新たに7人の留学生を受け入れた。戦闘が続く東部や首都キーウ(キエフ)出身の学生もおり、戦禍の母国にとどまる家族の無事を願うとともに、日本文化や言語の習得を誓った。
受け入れは5月に入学した4人を含め、計11人となった。7人は18日、報道機関の取材に応じ、来日を決めた経緯や抱負を語った。東部ハリコフ州にある国立教育大で学んでいたカリーナ・グロジクさん(19)は「校舎は爆撃でなくなり、兄は軍人として戦っている。(受け入れは)ありがたく、感謝でいっぱいだ」と話した。
ロシアが占拠する南部ザポロジエ原発が位置するザポロジエ州出身のアルミナ・マルティロシャンさん(21)は「10年前から憧れていた日本で学べてうれしい」と喜んだ。
7人は27日の入学式を前に学校生活をスタートさせている。留学生別科で最長2年間、日本語などを学ぶ。同大は授業料の免除や生活面のサポートなど支援を続ける。同大のウクライナ留学生の受け入れは、今回で最後となる見通し。
(了)(了)7人は アルミナ・マルティロシャン、スニザナ・フラル、カリーナ・グロジク、ディミトロ・ポーリエ、アナスタシア・タタレンコ、ソフィア・ビジャズ、マリア・ケーリトブンセバ
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