韓国の有名ラジオパーソナリティのキム・オジュン氏が日本で新型コロナ感染者が急減していることに対して「日本は韓国の診断キットを輸入していないほぼ唯一の国」とし「日本にある診断キットでは検査をしてもデルタ株を感知できない」と主張した。
日本は最近、新型コロナ感染者が減少している。今月22日には今年に入って最も少ない感染者数(50人)を記録した。23日には113人、24日には77人を記録した。
キム氏は「日本で新型コロナ感染者数が減少したことに関してさまざまな話が出ている。日本が新型コロナ検査を有料化したことに伴い検査量が減少し、死亡すれば日本では新型コロナ検査を特に行わない」と話した。
続いて「専門家に聞いたが、ここにもう一つ理由がある」とし「日本は韓国よりもデルタ株がいち早く絶対優勢株になったはずだが、デルタ株はスパイクタンパク質の変異株が激しいという。米食品医薬品局(FDA)がこのスパイクタンパク質を検出部位として選択したPCR(遺伝子増幅)診断キットがある場合、デルタ株を検出できない確率が非常に高いという警告メッセージを出したことがある」と話した。
キム氏は「少なくとも3カ所以上、別々のところから検出してみなければならない。そうしてこそ新型コロナに感染しているかどうか分かると警告している。3カ所以上検出する診断キットのほとんどが韓国製」と話した。
一方、韓国の一日感染者数は24日、4116人で初めて4000人台を超えた。25日も3938人で4000人に肉迫した。韓国は1日から「段階的日常回復」(ウィズコロナ)を実施し、全国的に飲食店などの営業制限を解除した。
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