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【日野百草】 韓国人留学生「日本人は日本が好きな外人を見つけて喜んでる」「夢のために我慢して嫌いな日本に来る」

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1: 蚯蚓φ ★ 2020/07/23(木) 23:39:45.52 ID:CAP_USER

夢のために我慢して嫌いな日本に来る

「私も本音のところ、日本は好きではありません。でも国と私は別問題、仕事と夢のために我慢です」
かつての韓国人留学生、ユンさん。韓国の準難関大学を卒業後、母国の専門学校を経て日本の大学へ。数年前から都内のIT系ベンチャーに勤めている。ユンさんには夢がある。そのために日本で我慢している。夢とは何だろう。

「アメリカの大学院に進むことです。世界的な企業はもちろんですが、韓国の財閥大手に入れれば最高ですね」
なるほど、ここでもアメリカだ。私が以前コロナ禍の新宿を取材中に知り合った韓国人留学生も成績が良ければアメリカに行くと言っていた。それかフランスやイギリスなどのヨーロッパ先進国、日本組は残念賞と。

「それに、韓国の財閥に入社すれば親も喜びます。一族の誇りです」
ユンさんによれば、親を喜ばすことは最高の孝行であり、それは何にも勝るという。ユンさんの親との信頼関係と育ちの良さがうかがえるが、韓国ではそれが普通だという。大手財閥企業に入りでもしたら一族郎党でお祝い、末代まで語り継がれるとは大げさなようで事実。憧れの韓国大財閥の求人はごくわずか、それもSKY(ソウル大、高麗大、延世大)をしのぐコネ組にも勝たなければならない。そのための留学、これもまた韓国のリアルだ。

本当の「負け犬」は留学すらできない

「韓国にもそんな価値観はやめるべきだなんて人たちがいますけど、あきらめた人たちですね。あなたの記事には『負け犬』とありましたが、本当の負け犬は留学すらできずに安い給料のままです。とくに田舎は悲惨ですね」
韓国語で負け犬は「チジリ」だと教えられた。スラングらしいが、なんだか底辺大学や専門学校に留学する韓国人も高卒や就職浪人で国内にくすぶっている韓国人もみんなチジリ、若者は負け犬だらけに聞こえる。地域格差も日本のそれとは比べ物にならない。

「たぶんそのコンビニの彼は地方の高卒じゃないですか? だから一緒にしてほしくないですね。私はもっと上です。もっと上を目指します」
韓国人エリートやそれを自負する人たちのプライドの高さと上昇志向は日本人に受け入れ難いほどに強烈だ。2000年代、私が仕事で付き合った韓国の商社の若者は、反日デモについて「反日で暴れているのは学歴の低い人たちです」「一緒にしないでください」と同じようなことを流暢な日本語でまくし立てた。「あいつら(デモの団体)はヤクザ」とも言っていたがその真意はわからない。その人だけかと思ったが、意外と韓国人は口にする。それほどまでの学歴社会、エリート絶対主義だ。

留学生に優しいのは韓国人が要求したわけじゃない

しかし不思議なのは、あまりよく思われていない日本に留学して大丈夫なのかということだ。経歴に傷はつかないのか。素朴な疑問を問いかけると、それは大丈夫なのだという。日本人にはよくわからない考え方だ。

「そうですか? 気持ちと現実を分けるのが韓国人です。日本人は一緒にするから子どもっぽいです」
また新宿で出会った留学生の彼と同じようなことを言う。彼は「幼稚」と言っていた。たった2人とはいえ、この韓国人留学生と元留学生の日本人に対する印象としての一致性は興味深い。結局のところ、エリートも非エリートも変わらないような気がする。

「留学生に優しいのは日本の方針ですし、私たちが要求したわけではないですから。」
文部科学省がコロナ真っただ中に発表した「外国人留学生在籍状況調査」によれば、2019年5月1日時点で韓国人留学生は1万8338人と、中国の12万4436人、ベトナムの7万3389人に比べれば決して多くはないが増えている。日本への就職に関してはそれ以上だ。
文科省は政府目標の「留学生受入れ30万人計画」を達成したと意気込むが、肝心の中身はどうなのか。

オタク文化はそんなに受け入れられてない

日野 百草(ひの・ひゃくそう)ノンフィクション作家/ルポライター
no title

https://president.jp/articles/-/37136

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