海水で満たしたガラス瓶の中に体長1~2センチほどの生きたクリオネ3~4匹を入れた同商品。
「ハダカカメガイ」との和名を持つクリオネは、鮮魚売り場のショーケースにハマグリやシジミなどと一緒に販売する。
「スーパートーエー」専務で鮮魚部門担当者の新井田剛さんは「クリオネは巻き貝の仲間なので貝コーナーに置いた。
クリオネの上段には観賞用のメダカの水槽もあり、一番いい場所」と話す。
新井田さんによると、同店でクリオネを販売し始めたのは2019年ころからで、市場に出回らない年を除いては毎年入荷しているという。
新井田さんは「市場に網走からの瓶入りクリオネが出回っていたのが入荷のきっかけ。
当時、テレビなどでも『流氷の天使』と呼ばれ話題だったクリオネを販売することで、お客さまをびっくりさせたかった」と振り返る。
同店では3月下旬からクリオネの販売を始めた。購入客は主に若い世代で、店内ではクリオネが売られる様子をスマホで撮影する客や、足を止めて見入る客の姿があった。
青森市内から買い物に訪れていた70代男性は「孫がトーエーでクリオネを買ったと教えてもらい来てみた。
水族館で見たことはあったが、スーパーにあるのは珍しいのでは」と、瓶を手に眺めていた。
同売り場では、クリオネの詳しい飼育方法についてはネットで検索してもらうよう掲示している。
新井田さんは「お客さまに喜んでほしいと今年も入荷した。
クリオネは冷蔵庫で保管することで飼育・観察を楽しめる。ヒラヒラと泳ぐクリオネを見て癒やされてもらえれば」と話す。
価格は1瓶=1,620円。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e23fddc154b506f1798dca18921d6b511b45861c
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