携帯大手のKDDIで2日未明に起きた大規模な通信障がいは、発生から1日たっても続き、会社では復旧作業を進めています。
KDDIの高橋誠社長は記者会見で陳謝したうえで今回の通信障がいではauやUQモバイル、povoの利用者のほか、KDDIの回線を利用している格安スマホ事業者の利用者なども含め最大で3915万の利用者に影響した可能性があるとしています。また補償については「カスタマーサービスにもたくさん意見を頂いているが、いま一律に補償するということは回答を持ち合わせていない」と述べました。
復旧に向けた動きや政府の対応などを随時更新してお伝えします。
【通信障がいの現状 午前11時】
会社側は
「西日本エリアは11:00ごろに復旧作業終了予定」
「東日本エリアは17:30ごろに復旧作業終了予定」
「ネットワーク試験の検証のうえで、本格再開時間を決定します」としています。
※また会社側は「西日本」について富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県を指すとしています。
KDDIによりますと、2日午前1時半すぎから大規模な通信障がいが起き、全国でauのほか、同じ回線を使っているUQモバイルとpovoの通話やデータ通信がつながりにくい状況になりました。
auの回線を利用している事業者のサービスにも影響が出て物流面など暮らしの広い範囲に影響が及び、障がいは発生から1日がたった3日になっても続いています。
楽天モバイルでも、KDDIの回線を利用している一部の地域で通話やデータ通信がつながりにくい状況になっているということです。
コメント一覧