駿河湾の宝石「サクラエビ」が“豊漁” 不漁から一転…水揚げ量“44倍”も原因不明
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b82c0f3cc95d0c7915650dfbb93bcfb25cf6341
静岡県の駿河湾で始まったばかりのサクラエビ漁。関係者も驚くほどの豊漁で去年に比べてなんと、44倍です。
■漁師も驚き「満足いく量」
ホースから次々と飛び出してくるのは、旬を迎えた「サクラエビ」。これは13日、静岡県の駿河湾で行われたサクラエビ漁の様子です。
ケースいっぱいに詰められたサクラエビは、次々と甲板に積み上げられていきます。
“サクラエビ豊漁”の知らせを受け、番組は漁に同行しました。
日中は水深200メートルから300メートルの深海に生息しているサクラエビ。夜になると、餌(えさ)を求めて浅いところまで上がってくるため、漁は夜に行われます。
漁の方法は、2隻の船が1組となって行う「二艘曳き(にそうひき)網漁」。海の中にいる群れめがけて巨大な網を投入し、2隻で引いていくというものです。
船のソナーには、サクラエビの群れと思われる反応がありました。赤い線が、網の位置を示しています。
サクラエビ漁師 大正丸・熊谷好貢さん:「入りそうだと思う。網もそこそこの位置に行ってるようだし」
別の船の漁師:「100から140(メートル)ぐらいだな」
熊谷さん:「こっちはすごいですよ、幅がめちゃめちゃ。70から120(メートル)くらい。幅的に」
熊谷さん:「(Q.結構いい反応?)そうですね、この幅が広いもんで。わりとエビの層が広がっているんじゃないかな」
サクラエビがかかると、船同士を近付けて網を寄せ、その中にホースを投入。ポンプで海水ごと吸い上げていきます。
熊谷さん:「だいたい150箱ぐらいは取れたかな、両方(2隻)で。1回の網でそれだけ入ったかな。(1ケース)15キロのエビにする。水が切れた時にそれくらいなので17から18キロで量ってます。そこそこ満足いく量は取れたと思う」
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