予期せぬ妊娠などで悩む女性を支援してきた仙台のNPO法人が設立から3周年を迎え20日、活動報告会が行われました。最近はSNSを通して女性の性被害が広がっていてNPO法人は、1人で悩まず相談してほしいと呼びかけています。
キミノトナリ 東田美香代表理事:
「仙台あたりは『トー横』みたいなところに集まるのではなくて女の子が(SNSなどで)ダイレクトに男の人に連絡をとってしまう」
設立から3周年を迎えたのは仙台市のNPO法人「キミノトナリ」です。活動報告会では、代表理事の東田美香さんが講演し、仙台ではSNSから女性の性被害が広がっていることや、寄せられた相談のおよそ半数が10代からであることなどを報告しました。
キミノトナリ 東田美香代表理事:
「性に対する知識の不足や日本に残っている男尊女卑社会のせいで望まない形での性行為や妊娠が起こっている。悩んだときにとにかく相談してほしいということを一番伝えたい」
また、20日は宮城県内の高校で行なっている性に関する出前授業を実演し性的同意や避妊の大切さについて伝えました。
「キミノトナリ」では予期せぬ妊娠などで悩む女性の支援を続け、これまでに1300人以上のサポートを行ってきたということです。
また、キミノトナリでは居場所のない女性のために月に3、4回ほどのペースで仙台市中心部にカフェを開設していて今後も様々な形で女性のサポートを続ける予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa7aa34056f8f9617c059b0c64d8f12c3b7ef5c0
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