2023年4月26日 05:15
東スポWEB
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ついに〝キムタクの月9〟が1ケタ台に割り込んだ。俳優の木村拓哉(50)が主演するドラマ「風間公親―教場0―」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第3話(24日放送)の平均世帯視聴率が9・8%だった。昨年4月期に主演したドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)では1ケタ台から2ケタ台に回復したが、今回はこのまま低空飛行を続けるのではないかと心配する声が上がっているという。
教場シリーズは〝最恐〟の教官・風間公親(木村)を巡る警察ミステリー。今回のドラマでは風間の刑事指導官時代を描く。
初回(10日放送)の視聴率こそ12・1%だったものの、第2話(17日)では10・7%にダウン。さらに第3話(24日)では9・8%と1ケタ台になった。昨年、木村がボクシングのコーチ役というスポーツものに初挑戦した「未来への――」でも、初回の平均世帯視聴率が11・8%で第2話が10・5%と苦しみ、第3話に9・9%と〝キムタク史上初の1ケタ台〟の数字を出してしまったが、同じような推移を見せている。
ある芸能関係者は「昨年は、初回放送直後の4月14日のインスタグラムに、赤いバラの写真と『happy birthday!』の投稿をしてファンから反感を買いました。その日は木村の妻・工藤静香の誕生日でしたからね。夫婦なのだから当たり前のメッセージでしょうが、ファンとしては妻をひけらかされるのは興ざめ。SNSでは『ドラマはもう見ない』といった書き込みが散見された」と話す。
今年も第2話の前に静香の誕生日を迎えたが、「さすがに、インスタで同じ轍(てつ)は踏まなかった。『happy birthday!!』とコメントをしていましたが、普段通りの木村のアップ写真で『撮影へ行ってきます』とドラマに意気込む投稿でした。ファンも騒ぐことはなかった」(同)という。
それでも「風間――」は第3話にして1ケタ台に落ち込んだ。これには別の理由が考えられるという。テレビ関係者の話。
「週初めの月曜午後9時からトーンがヘビー過ぎる。見ていてしんどいという声は少なくありません」
「風間――」は、木村が新人刑事を厳しく見守り指導していくというもので痛快さはない。
「ラブコメディーのようなものならば、月9らしくお気楽に見ることができるかもしれませんが、事件を解いても木村に笑顔ひとつないですからね。ちょっと萎える視聴者もいるようです」(同)
「未来への――」では第3話で1ケタ台に落ち込んでも、第5話で2ケタ台に回復した。だが、今回はそのままズルズルと低空飛行を続けるのではと心配されているのだ。
ドラマでは2話ずつ新人刑事が登場し〝風間道場〟を卒業していくパターンと言われている。例えば、第1話、第2話で赤楚衛二。第3話には新垣結衣が登場した。来月1日放送の第4話も〝新垣回〟となる。
「実はフジとしては新垣が視聴率アップの切り札だったんですよ。ところが逆に下がってしまった。この後、北村匠海や白石麻衣が続くとみられますが、新垣で下がったのに、この2人で上がるのか、と」とは前出の芸能関係者。
もちろん、これからV字回復する可能性がないわけではないが、〝キムタクの月9〟がピンチなのは間違いない。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
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