■3行でわかる
- 反田葉月がショーンの仮装を披露
- 顔の黒いメイクを巡り賛否
- 専門家は差別の歴史と仮装を区別
■反田葉月のショーン仮装に分かれた意見
声優でタレントの反田葉月が10月31日、Xで『ひつじのショーン』のショーンに扮した姿を披露した。顔を黒く塗り、頭と胴体に白い綿をまとったハロウィーンの仮装だ。完成度を評価する声が上がる一方、黒人差別につながる表現ではないかという指摘も寄せられた。
■反田葉月の投稿には多言語で意見
反田はアニメ『D4DJ』の桜田美夢役などで知られる。仮装への批判に対しては、黒人差別には当たらないという擁護もあり、11月2日時点で投稿には1300件以上のコメントがさまざまな言語で寄せられた。
■ブラックフェイスと差別の歴史
ブラックフェイスとは、黒人ではない演者が顔を黒く塗って黒人に扮するメイクを指す。アフリカ系アメリカ人の歴史と文化を専門とする上智大学の坂下史子教授は、その起源を1830~1840年代のアメリカの大衆演芸「ミンストレル・ショー」に求める。白人の芸人が奴隷制下の黒人をコミカルに演じ、人種的な固定観念を広めるとともに、奴隷制を正当化する側面もあったという。
■黒い顔と白い綿の組み合わせ
今回の仮装では、顔のメイクとともに白い綿を使っていた点も指摘された。かつてアメリカでは多くの黒人奴隷が綿花栽培に従事させられており、綿にも差別の歴史を連想させる背景がある。
■羊の仮装を専門家はどう見たか
坂下教授は、今回は黒い顔をした羊のコスプレであり、必ずしも批判の対象になるとは考えていないと述べた。日本では2017年末にも、浜田雅功がエディ・マーフィに扮した際、海外メディアが黒人差別に当たるのではないかと取り上げたことがある。
■よくある疑問
Q. 仮装したショーンは何のキャラクター?
A. イギリス発のアニメ『ひつじのショーン』に登場する羊だ。
Q. ブラックフェイスはなぜ問題になる?
A. アメリカでは、黒人を演じるメイクが人種的な固定観念や奴隷制を正当化する演芸と結びついてきた歴史がある。
■まとめ
仮装の題材と、黒塗りに結びついた歴史の両方を踏まえて考えたい話だ。

この話では、仮装の題材と差別の歴史を切り分けて考えるべきだ。羊を表現したことだけを見て歴史を無視すれば、傷つく人の受け止めを軽く扱うことになる。一方で、顔が黒いという共通点だけで黒人をまねた表現と同一視するのも適切ではない。意図だけでも見た目だけでも判断を終えず、両方の文脈を確かめる必要がある。大切なのは、違いを雑に消さないことだ。
ワイは羊の仮装だと分かっていても、歴史を聞くと受け止め方が変わるわ。
白い綿にも別の連想があるとは、ガチで考えさせられる。
1300件を超える意見が集まると、言葉や背景の違いも大きそうやな。
専門家が羊の仮装と区別して考えている点は大事やろ。
過去にも黒塗りが議論になったことを知ると、今回だけの話ではないんやな。
好きなキャラクターに扮するときも、見た目以外の背景を知っておきたいンゴ。
