ロシア軍が北朝鮮から供給された砲弾の品質にさまざまな問題が生じ内部的に不満が出ているという主張が提起された。
ウクライナ軍事メディアのディフェンスエクスプレスは9日、あるテレグラムチャンネルを引用し
ロシア軍が使用している北朝鮮製152ミリ砲弾5発を解体して分析した様子を公開した。
砲弾の内部を見ると、砲身内部の銅粉末を除去するための電線部品が抜けているケースがほとんどだった。
また、充填された火薬の色は砲弾ごとに目立つほどの違いを見せ、一部砲弾は密封されるべき部分が破損し湿気が流入する可能性が高いと伝えられた。
ディフェンスエクスプレスは「砲弾ごとに装薬された粉末量も一定でない。
砲弾発射距離が短くなる恐れがあり、発射回数が増えるほど正確度が減少しかねない」と説明した。
続けて「北朝鮮労働者は自身の利益のため工場から可能なあらゆるものを盗む。
品質より量を重視する北朝鮮の計画経済がこうした欠陥を招く」と指摘した。
実際にロシア軍では北朝鮮製と推定される砲弾を使って爆発する事故もたびたび起きているという。
「ロシア軍、北朝鮮製不良砲弾に頭痛める」…撃つ前に爆発
https://news.yahoo.co.jp/articles/d92bda019ad4789ce06a0af718ebe65af64511d4
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