本格的な中華料理が味わえる“ガチ中華”。
人気の理由を探るため、「イット!」が向かったのは東京・足立区の竹の塚。
そこで目撃したのが、軒を連ねる飲食店の看板がすべて中国語で書かれ、日本語はどこにもない。
さらに、街には中国系の美容院やスーパーマーケットまで。
今、竹の塚では、急速に“チャイナタウン化”が進んでいるという。
1カ月前にオープンしたばかりの店に入店すると、メニューはすべて中国語で表記。
客が食べている料理も、日本ではあまり見かけないものばかり。
ここは、本場・中国の味をそのまま持ち込んだ、まさに“ガチ中華店”。
やわらかい豆腐に、とろとろのあんかけをかける中国の定番の朝ごはん、その名も「豆腐脳」。
中国人の常連客「すごくおいしい! 故郷の味がします」
さらに低温で長時間かけて煮込むカモ料理も人気。
すでに多くの中国人が常連客となっているという。
中国人の常連客「値段が安いです。この店にはもう4~5回来ているよ」
足立区で暮らしている中国人は、10年前と比べて、約2倍の1万6700人に増加している。
なぜ竹の塚に中国人が移り住むのだろうか。
竹の塚に住む中国人「家も安くて、物価も安い」
地元の不動産会社によると、ワンルームマンションを借りる場合、東京都心では1カ月8万円ほどだが、竹の塚では3万円ほどと、家賃が半分以下に抑えられるという。
竹の塚に住む中国人「同僚の紹介で引っ越してきた。みんなもここに住んでいるよ」
専門家は、竹の塚に中国人が急増する背景には、中国国内の景気低迷による失業率の高まりが関係していると指摘する。
中国にくわしい評論家・石平氏
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