さらに、その後行われた、メディア総局長の定例記者会見で、渋谷のNHK放送センター内にジャニーズ専用のリハーサル室が存在したことを指摘されると、山名啓雄総局長は「特殊なことではない。一般的に言えば、何年も続いている番組であれば恒常的にリハーサル室が必要となる」とその存在を認めた。
「性被害の当事者である元ジャニーズJrの二本樹顕理氏は渋谷のNHK放送センターの西館に“魔の7階”と呼ばれるリハーサル室があり、『この部屋でジャニー氏が、小学生のメンバーを膝の上に乗せていた』と証言しています。テレ朝でも、ジャニーズ専用のリハーサル室があったそうですが、こうした合宿所以外の場所で性加害があったとすれば、施設管理者の安全配慮義務違反などに抵触する可能性があると指摘する記者もいます。“見て見ぬフリ”を続けてきた責任は重い」
いずれにせよ、「ジャニーズ部屋」に関しては、「特殊なことではない」と開き直っているNHK。放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこうしたNHKの対応についてこう話す。
「遅きに失した感はあるが、NHKは『クローズアップ現代』などで、この問題を検証した件については一定程度評価できる。しかし国連の人権の専門家による“メディアの沈黙”の問題が指摘されている中、
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