■3行でわかる
- シュレーダー氏がモスクワで誕生日会に出席
- メルツ首相は出席を「極めて非道徳的」と批判
- ロシア事業企業の監査役会に加わったと報道
■シュレーダー氏の誕生日会出席で独国内が反発
ドイツのシュレーダー元首相が7日、モスクワで開かれたプーチン大統領の誕生日会に出席した。ロシアによるウクライナ侵略が続く中での会合に、ドイツ国内では批判が広がっている。メルツ首相は出席を「極めて非道徳的」と批判した。シュレーダー氏は1998年から2005年までドイツ首相を務めた人物だ。
■ロシア側が公開した旧友との握手写真
ロシア大統領府によると、プーチン氏はシュレーダー氏がモスクワに滞在していると報道で知り、自宅に招いたという。会話の内容は公表されていない。一方、大統領府はシュレーダー氏をプーチン氏の「旧友」と紹介し、笑顔で握手する写真を公開した。
■メルツ首相が批判した理由
ドイツ政府報道官は9日の記者会見で、メルツ首相がシュレーダー氏の出席に強く憤っていると説明した。ロシアによるウクライナ侵略の責任はプーチン氏にあり、その命令が人々や家族に大きな苦しみをもたらしているという立場から、祝宴への参加を問題視した。
■訪露には企業との面会も関係
シュレーダー氏は経営陣との面会などのためにロシアを訪れていた。今月2日には、ドイツの小売り大手グローブスがロシアで展開する事業の運営企業で、監査役会に加わったと報じられた。ロシアで欧州企業の資産が相次いで一時管理下に置かれる中、ドイツ資産の保護などが起用の狙いとみられている。
■プーチン氏は交渉相手として名前を挙げていた
プーチン氏は5月、ウクライナ侵略を巡る欧州側の交渉相手としてシュレーダー氏に言及していた。元首相としてのロシアとの関係や、今回報じられた企業での役割が重なることで、誕生日会への出席は単なる私的な交流にとどまらない意味を持つと受け止められている。
■よくある疑問
Q. シュレーダー氏はなぜロシアを訪れた?
A. ロシアで事業を展開する企業の経営陣との面会などのためとされる。
Q. シュレーダー氏はいつドイツ首相を務めた?
A. 1998年から2005年まで務めた。
■まとめ
元首相の立場とロシアとの関係が重なる中で、誕生日会への出席が強い批判を招いた。

元首相が政治的な意味を帯びる場に出るなら、私的な交流だけでは済まない。プーチン氏が交渉相手として名前を挙げた人物であり、企業の役割も報じられた以上、立場の説明は欠かせない。個人的なつながりを外交の窓口に使うなら、誰の利益を代表し、何を実現するのかを明確にするべきだ。曖昧なままでは、対話の糸口よりも政治的な演出として受け止められる。肩書きを使うなら説明責任も引き受けるべきだ。
ワイ、握手写真が公開された時点で、会合の意味が一気に政治的になるのは避けにくいやろと思う。
会話の内容が明かされていなくても、祝宴に出たという事実だけで受け止めは重くなるンゴ。
元首相という肩書きは退任後も残る。そこを個人の付き合いだけで片づけるのは難しいやろ。
企業の監査役会と政治交渉の話が同時に出てくるの、役割の線引きが大事やんけ。





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