札幌・すすきののホテルで首を切断された男性の遺体が見つかった事件で、逮捕された一家3人の計画性の高さが浮き彫りになってきました。さらに、娘の同級生からは“小学生の時にカッターを首に突きつけられた”との証言も聞かれました。
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死体遺棄などの疑いで逮捕された田村瑠奈容疑者（29）の小学校の同級生が、当時の瑠奈容疑者について語りました。
瑠奈容疑者の小学校の同級生
「小学校5年生くらいの時に同じクラスで、自分独特の空気感を持っている子で変わった子ではありました」
小学校の卒業アルバムには、教室で勉強する瑠奈容疑者の姿が収められていました。
瑠奈容疑者の小学校の同級生
「ちょっと高そうなドレスを着ていて（服を）ちゃかした時に、カッターを持ってきて教室で追いかけられて、馬乗りになられて首に突きつけられて『次言ったら刺すからな』って言われた。友達が止めてくれたので、けがはなかったんですけど」
小学生だった瑠奈容疑者に、“首にカッターを突きつけられた”というのです。ほかの同級生からも、次のような声が聞かれました。
瑠奈容疑者の小学校の同級生
「浮いている存在だったので、かなり目立っていた。（学校に）そんな来てなくて、修学旅行には担任の先生が声かけて来てくれた」
また、瑠奈容疑者が今年5月に来店したという飲食店の店長によると、特に変わった様子はなかったということです。
飲食店の店長
「同年代のお知り合いの方と2人で来ていた。髪の色は明るめで、服装はそこまで派手ではない印象」
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娘と父と母による、“家族ぐるみ”とみられる事件。27日、捜査員が容疑者3人の自宅から、証拠品と書かれた段ボールを運び出す様子もみられました。そして、計画性の高さが徐々に浮き彫りになってきました。
母親の浩子容疑者は、自宅に被害男性の頭部があることを知っていたとされていましたが、捜査関係者によると、27日新たに、浩子容疑者も計画段階から事件を認識していたとみられることがわかりました。
家族3人で、事前に事件の計画をたてたのでしょうか。
また、瑠奈容疑者と修容疑者は事件前、札幌市内の商業施設で首の切断に使ったとみられる「のこぎり」のほかに、27日新たに、別の「刃物」も購入していたことが判明しました。
さらに、捜査を遅らせるような行動も明らかになっています。
遺体が見つかったホテルの部屋は浴室以外、使われた形跡がほぼなく、浴室には血を洗い流したような跡があったことなどから、警察は瑠奈容疑者が浴室で男性を殺害し首を切断したとみています。
そして捜査関係者への取材で、室内から瑠奈容疑者の指紋が検出されていないということが27日、明らかになりました。
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さらに、瑠奈容疑者と男性との間には事件前、トラブルがあったといいますが、2人が事件当日よりも前に、札幌・すすきのの飲食店で会っていたことも判明しました。警察は動機などを慎重に捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf29120f13f2d5693c21ab494427d524377201ac
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